全校朝会
- 公開日
- 2025/12/01
- 更新日
- 2025/12/01
学校日誌
◎校長の話(人権講話)
今日は「人権」について、みんなと考えてみたいと思います。
人権とは、一人ひとりが生まれながらに持っている大切な権利のことです。ちょっとむずかしい言葉ですが、「みんなが幸せに生きるために、誰にでも与えられている大切な約束ごと」と考えるとわかりやすいかもしれません。
たとえば、みなさんには「自分らしく生きる権利」があります。好きなことに挑戦したり、自分の考えを言ったりしていいのです。でも、それは自分だけではなく、友だちにも同じようにあります。だからこそ、相手の思いや考えを大切にすることが、人権を守ることにつながります。
ここで一つ、お話をします。ある子は、休み時間に一人で本を読んでいるのが好きでした。ところが、周りの友だちは「なんで遊ばないの?」とからかってしまいました。その子はとても悲しくなりました。―でも、ある友だちが「その子にはその子の楽しみがあるんだよ」と言ってくれたのです。みんなはハッと気づき、からかわなくなりました。その子は安心して本を読み、やがてみんなにおすすめの本を紹介してくれるようになりました。
このように、人の違いを認め合うと、お互いにもっと楽しく、安心して学校生活を送ることができます。みなさんも今日から、友だちの気持ちに耳をかたむけてみましょう。「ありがとう」「いっしょにやろう」という言葉をかけてみましょう。それが人権を大切にする一歩です。
みんなで、笑顔があふれる学校をつくっていきましょう。
◎担当の先生の話
また、担当の先生からは、12月の生活目標である「学校を美しくしましょう」について話がありました。
ごみを見つけたら進んで拾ったり、机やロッカーの中の整理整頓ができるといいですね。また、12月は一年の最後の月になります。よい年を迎えるためにも、みんなで力を合わせて、普段使っている教室や廊下等をきれいに掃除ができるとよいと思います。